【資格取得奮闘記】2020年度資格試験総括 !!

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もしかして負け越し? まずは結果報告

ご挨拶と言い訳

気づけばあっという間にもう2021年。

今更(本当に今更…)ながらあけましておめでとうございます。

不慣れなブログも結局全然更新出来ないまま今に至ります。

ただ(半分以上言い訳ですが)複数の資格取得を目指すという事に重きを置いている以上、昨年末はそっちに本腰を入れていたという事にしたいと思います。

事実、昨年は宅建試験日が2つの日程に分かれ自身は12月組となった事もあり、9月以降毎月のように試験がありました。

また妻の第2子妊娠と出産や上の子の成長なども重なって、本当に一瞬の半年でした。(言い訳パート2)

元々無理なスケジュールではありましたし、(今度時間がある時にその部分を書きたいと思いますが)「子育てと試験勉強の両立」については正直甘く見すぎていました。

スケジュールを大幅修正して受験資格の数を減らそうとも思う一方で、中途半端に部分合格してしまったりとと今後についてはにかく悩みどころです。

結果はっぴょー!!

さぁ、お待たせしました。…すみません誰も待ってませんね。

取り急ぎそれぞれの試験の結果(見込み含む)について報告させていただきます。

…2勝4敗、なかなかの負け越しです。

というか点数は正直載せるの迷ったくらい酷いですね。でも資格取得を目指す方に私を反面教師にして欲しい面もあるので敢えて。

まさに付け焼き刃の、一部だけ切れ味の残ってた(基礎知識のあった)分野だけ刃が通ったという感じ。

本当は「悔しい!」と嘆くべきなのにすみません合格ゼロじゃなくて良かったと思ってしまっている自分がいます…。

各試験の所感

2020年証券アナリスト第1次秋試験(経済)

これはもう正直「なんで受かったんだろう」という感じ。

問題を持ち帰れない(自身の回答メモして帰れない)ため、自己採点もできず。…余談ですが、これ何故なんでしょうかね。海外試験と時差で問題流出しないようになんて話も聞くけど…。

何はともあれ合格発表まで(落ちたと思って)あんまりドキドキもせず、いざマイページを開いてみたら合格の文字があってこの瞬間が一番のドキドキ(笑)。

試験内容についてもふれておきます。

まずは初受験だったので試験環境等々について。

受験者層は思ったよりも若い、しかもなんかイケてる(?)もしくはチャラそうな人が多い印象。事前情報だと「顔面偏差値が…(真面目そうな人が多い事の嫌味?)」とか、それなりに中堅以上の年配の方が多いと聞いてた気がするから少し違和感。(もちろんベテランっぽい人もいましたが)

なんなら私は受験会場が渋谷の青学だったから尚更オレンジデイズ感(青春大学生感)。

あとは最近良くも悪くも試験慣れしてしまっている自分からすると違和感を感じたのが、持ち物に「置き時計」と「ペットボトル飲料」が認められてる事。

小さなことかもしれませんが水分補給大好きな自分からすると飲み物を飲めるのはなんとも嬉しい。書き込みのカンニングとかは気にしてないのかな?(今更そんなアナログなカンニングする人いないとは思うけど笑)

置き時計も皆さんってわけじゃないですが、たまたま前の席の人がなかなかデカいのを使っていてなるほどと思いました。まあ荷物は荷物だろうけど。

…なんならもはや自分も腕時計よりもその人の置き時計が目に入って時間管理がしやすかったです。(…カンニングじゃないですよね?!汗)

そして肝心の問題の内容について。

せっかくある程度はやってみた過去問についても、その勉強が活きている(同じ傾向の問題が出る等々)気が全然しませんでした。

序盤に出てきたアロー・プラットの絶対的リスク回避度からはじまり、「そんなの聞いた事あったかな…」という単語ばかり出てきた印象。

クラウディング・アウト、ライフサイクル仮説、ソロー・スワンモデル、テイラー・ルール、バラッサ・サムエルソン効果…カタカナ語というか、ひたすら意識高い系ブッてる人が使いそうな言葉ばかり問うてきました。(いえ、経済学ってそういうものなのでもちろん当たり前なのですが)

ただそれはデメリットでもなくて、それぞれの単語や概念の意味をフレームワーク的に勉強できたのが良かったかなぁと思います。

つまり無理やりまとめると、計算問題以外は(自分は本業も専門とは言えず、学生時代もそこまで経済学とは無縁だったということもあるけど)「勉強方法としては過去問別にそこまで要らない。インプットの方をしっかり」という珍しいタイプの試験だったように感じています。あくまで私の感想ですが。

あとはよくある指数等々の問題が『ピザとビールのみを消費する仮想的なマクロ経済』とかも、「何そのファット経済…なんでも良い2つの財を何故それにした笑」と地味にツボ。

決して余裕だからそんなトコまで見てたのではなく、余裕がなさ過ぎて興味がいろんなところに飛んでしまっていたのかもしれません。

点数は分からず終いじまいですが、きっとギリギリ合格だったんだろうな。まぁ何はともあれ受かって良かった。

2020年度 第2回CFP®資格審査試験

今回1科目受かって、現在6科目中3科目半分の部分合格。ゆっくりではありますが着実に全合格に近づいている事が正直に言ってかなり嬉しい。

まぁ今回は単純に「残り全科目受験!」としてしまったけど、本当は科目を絞って重点的に勉強すればもう1科目合格くらいはできたのでは…などと考えると後悔ですが。…いやいやキリがない。純粋に一つの合格を喜ぼう。

さぁ振り返ってみると、試験環境等々は良くも悪くも「いつもと同じ」印象です。

ゴミゴミした都会の中の貸会議室で試験を受け、科目間のスキマ時間は狭苦しい控え室の中で次の科目の勉強ができる(あれ? 毒吐いてしまっている?笑)。

ソーシャルディスタンスはどこ行ったんだと思いつつもまぁ仕方ない事ですし、むしろ「少しでも早く多くのチャンスが欲しい」自分にとって前回の開催中止は本当に痛かったので開催してくれるだけマシ。

試験内容についても、すみません感想はいつもとあまり変わらないです。実際難易度も合格基準もおおよそ普段通りですしね。

自分は上に書いた通り4科目の中でライフプランニングのみ合格。ちなみにライフプランニングが一番合格ラインは低く27点。

決して一番難しかった科目受かったよすごいだろではなく、むしろ逆に自分はどの科目も合格ラインギリギリかそれ以下しか獲れないということなのかも…という自信喪失。

合格ラインが低いということはイコール平均得点が低いという事実はあるのかもしれないけど、(しかもまさにその合格ラインぎりぎりの得点なので本当はそんな事を言える立場にないのかもしれないけど、)個人的にはライフプランニングが一番解きやすかったな。一番総合的な範囲、「広く浅く」で予備知識だけでもなんとかなった印象。

…さぁ、もう本当に本当に絞り出してなんとか他の方にも有益な感想を言うとするならば以下の二つ。

タックスプランニング、本当に簡単で優先順位が高いと言えるのか?

いろんなところで目にするのが、「タックスプランニングは問題も形式的で得点がしやすいし、また他の科目と範囲が重複する部分もありそれぞれと相性が良いため最初に勉強・受験すべき」という意見。

もちろん間違ってはいないと思うけど、覚える事は意外と「広く深い」し計算問題が多くケアレスミスも増えてくる。そして「税制改正」の影響をモロに受ける(不合格だとほぼテキストを買い替える必要がある)。

個人的には、最初に受かっておくというよりもどちらかというと最後に残しておいて徹底的にこれだけを勉強したい想いが強くなりました。

CFPの不動産運用設計と宅地建物取引士は全然違う

春試験は中止になったため関係なくなりましたが、元々の作戦(複数資格受験スケジュール)においても不動産運用設計は秋に受験する予定でした。何故なら同じく秋のみ実施される宅建試験と勉強内容をリンクさせたかったから。

ところが実際両方を受験してみると、もちろん確かに関係する部分もあるんですが…、いや思った以上に多くない。少ない。

CFPの方は不動産の運用や税制等々、宅建は売買や仲介等々。いや、主語を資格保有者にしてよくよく考えてみれば当たり前なんですけどね。「消費者に寄り添う」資格と「事業者として間違いが無いようにする」資格の試験内容はそりゃ違う。

次回以降は別に秋試験に拘らないと思います。もし私と同じような事を考えている方がいれば是非参考にしてください。

令和2年度 宅地建物取引士資格試験 (12月)

まず会場や試験環境について。

10月受験者と12月受験者と2つに分かれ、私は12月受験者というのは前に書いた通りですが、やっぱりコロナの影響は強いようですね。

会場選定やソーシャルディスタンスはかなり意識しているみたい。

私の会場はなんだかイベントスペース(?)のような所。これまで宅建は特に学校(中高大)の印象が強かったのでかなり違和感がありました。

もともと同会場の受験者も少ないのに、さらにかなりの空席が目立ちました。

ちなみに、合格発表のページを見ると12月試験を開催した会場が一目瞭然。受験人数が予定をオーバーした地域のみ日程を分けるという事だったため、まさに2度目の緊急事態が出る程の都会がそうなっているようですね。

さぁ、肝心の試験内容についてはもはや私に語る資格はありません。(笑)

ネットの噂ではだいぶ「易化」「平易な問題」なんて言われてましたが、正直私には全くそう思えませんでした。

どこかで見た予備校か何かの合格点事前予想は38点(±1点)、そして実際の合格点は36点。4問あったらそのうち3問以上は正解していないといけない程度の計算でしょうか。

…易化、合格点高になるのは正直私には考えものです。合格率が上がるというわけでもないですし、しいて言うなら「まぐれ合格」の可能性は明らかに下がります。

いえ当然にしっかりと努力して勉強した方を尊重する事ができるのでその方が試験としては重要なのかもしれませんが。

ちなみに過去問に結構出てくる「判決文型」の問題は単純な国語でわかる可能性がある(と少なくとも私は思う)ので、個人的に好きだったのに珍しく1問も出ず。これまた「まぐれ合格」は遠くなりました。

またそもそも10月試験と難易度を同程度にしなくてはならない、平等にしなくてはいけないという意味では運営も大変ですよね。

試験問題2つ用意するだけでもなかなかのハードルでしょうに。「こっちの試験だったら合格だったのに」みたいなクレームとか来たりするのかしら(笑)。

令和2年度 基本情報技術者試験(CBT方式)

スケジュール上試験はこれからですが一応この試験にもふれておきます。

基本情報技術者試験はCBT形式になったことで日程にだいぶ融通が効くようになりました。

ちなみに試験日は予約可能な最終日曜日(2021年3月21日)にしてみましたので、「今年度」としての最終結果が出るのはまだこれからです。

一番専門外の分野ですし、ここまでの反省を踏まえ少しでも勉強時間を捻出しようという腹積もりです。(どこまでも逃げ腰)

これまで自分の中でメリットが大きいとしてきたCBT試験ですが、実際に受験予約する中では「なんだかな〜」という部分も出てきました。

…それは、日程予約が一ヶ月後までしかできないということでした。(公式には60日後までとありましたが、希望受験会場ごとに期間があるようで少なくとも私の希望会場は一ヶ月後でした)

例えば、今回一般申込の受付開始は2020年12月21日の0時からとなっているため、60日後の2021年2月18日まで予約できるはずなのに何故か1月21日までしか予約できない。

もっと欲を言えば、本来試験の実施期間としては2021年3月23日まで受験できるはずなのだから、私のようになるべく勉強時間を増やしたい人にとっては最終日になるべく近い日を予約したいのに、私の会場ではその一ヶ月前(公式には60日前)からしか予約できない。

試験勉強ってやっぱり試験日から逆算的に勉強のスケジュールを立てるのが基本だと思うので、最も大切な試験日が直前(1〜2ヶ月前)にならないと確定できないのは「なんだかな〜」です。

…結果として私は、「期間内に受験できなくなるリスク」を回避するために取り急ぎ予約可能な1ヶ月後の日程を予約し、そこから何度も変更変更(※受験予約日程変更は簡単・無料でできます)で3月21日を確定しました。

しかも結構すぐ予約が埋まってしまうため、最近子供と寝落ちしてしまうことも多い中、深夜00時01分にパソコンから一ヶ月後の試験日を予約するのは中々の負担でした。

さらに言えば私が希望する会場は街の小さなパソコン教室(?)だったため、予約変更を繰り返されて迷惑してるんじゃないかなあとか考えてしまいました。

…とここまで言っているものの、私の場合は本来ダメ元で秋試験に予約している(2020年10月の試験に受かる前提で勉強しているはずの)者なので、まあ文句は言えない立場なのかもしれませんが。

それでも、どこかで基本情報技術者試験合格に必要な勉強時間は基礎知識なしの場合200時間(しっかり勉強時間が取れたとして二ヶ月ってトコ?)と見た気がするので、やっぱり一ヶ月前まで試験日が確定しないというのはいかがなものかと思います。

どの日程になっても大丈夫なようにスケジュールを立てろという事なのかもしれませんが、試験で意外と直前の1週間が大切だったりするじゃないですか。

たまたま予約できた日が本業の繁忙期と重なったりしたらどうするの…という憤りです。

まとめ

率直な感想

言うならば「当然に納得の惨敗」でした。

だから冒頭も言ったように一部の部分合格だけでもついつい喜んでしまっている自分がいます。

特にCFPは個々人の得意不得意や若干の違いはあるものの6科目おおよそ同程度のレベルと言われているし、それを既に半分受かっているというのはそれなりに自信に繋がっています。

…ただ個々の点数からも分かるように、正直に言ってどれも舐めすぎましたよね。もはや「バカにするなよ」と、同資格を目指す方を不快にさせていたら申し訳ありません。

それに例えばCFPも、(他の試験を捨てて)残りの4科目全てに本腰を入れていれば完全合格していたかもしれません。

まぁ敢えて無理なスケジュールを目指した以上最初からわかっていたリスクですし、今更過去を振り返っても仕方ないのですが。

何れにしろ、「軌道修正しなくてはな」というのが率直な感想です。ほら見ろと言われるかもしれませんね。

「これから」

とりあえずの課題は「中途半端に部分合格している試験」をどうするかです。

CFPは(会費を払い続ける限り)部分合格扱いが続くので安心なのですが、基本情報は今回が最後のチャンス、証券アナリストも多少余裕はあるものの残り3年という期限があります。

…基本情報はもし今回不合格なら暫く距離を置こうと思います。一方で証券アナリストは既にかなりの費用がかかっているし、3年あるなら受験はゆっくり継続してみます。

また最大の課題は自身の環境の変化です。

冒頭に書いたように「子育てと試験勉強の両立」については本気で作戦を練り直さねば。

そうするとムリのないようにやはり数を減らさなければ…今一番後回しにできるのは宅建になるのかな。いやでも金さえ払えば受験は自由だしな…またダメ元で来年度も…(優柔不断)。

あれ? いやそれならむしろCBT試験になった基本情報の方が例え部分合格はなくなっても「スキマ受験」には最適なのか?

…ああもう難しいパズルのよう(笑)。

何はともあれ、成功体験を語る夢を見ていたのに結局は反面教師としてのご報告に終わってしまいました。

もう少し頑張ります。

それでは。

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